G-SOLDIER ADVANCE」  


アプサラスV
「全幅130mの拠点攻撃用試作MA」

公国軍の科学者ギニアス・サハリンによって開発された巨大なMA。
連邦軍の本拠地であるジャブロー基地を奇襲し消滅させることを目的として開発されたものである。
機体の特徴としてはミノフスキークラフトにより単独での飛行が可能であり、
超大型のメガ粒子砲は戦艦の主砲をも凌ぐ威力をもつと言われている。
全幅は130Mを超え、MAの中でも最も大きいクラスのものである。
このアプサラスVは様々な実験機を開発し、ようやく完成したMAであった。
しかし終戦間際であったことや物量に劣るジオン軍にとっては、
すでにこのMAを有効に活用する時間が残されてはいなかった。
劇中で展開中の連邦軍の大部隊を一瞬にして壊滅させたその威力は凄まじいものであった。
主な搭乗者はギニアス・サハリン及びアイナ・サハリンである。
















HGジムスナイパーに付属している、1/1200アプサラスVです。
かなり小さいキットですが、本来の機体が全幅130M以上なので、キット化はむしろ困難ですね。
ちょっとしたおまけといったところでしょう。
しかし、ただ塗装するだけで、完成してしまうので気楽に作ることができます(笑)
常に気張って作っている方にもオススメな小さなキットです(笑)
私の場合、ジムスナイパーよりもむしろこのアプサラスVが作りたくてリサイクルショップで安く購入しました(笑)
ではそんなアプサラスVを見ていきましょう!









全体的に丸みを帯びた感じのMAですね。
ちなみにザクの頭部をそのまま流用したMAでもあります。
コクピットはなぜかメガ粒子砲の枠の部分上部(ザク頭部すぐ下、ちょっとだけ黒くなってる部分)にハッチがあり、
そこがスライドして開くようになっています。
メガ粒子砲発射時の高熱にさらされないのかは謎ですが。。。
台座はガンコレのフルアーマーZZの台座を使用しています。
ピンバイスで穴を開け、差し込んであるだけです。
さて製作はどうかと言いますと、パーツは7パーツ?程度なので簡単です。合わせ目なんてのもありません。
塗装ですが、色はジオン色満載の濃緑を使用、また灰色部分は金属質感が欲しかったのでメタルアイアンを使用、
あとはメガ粒子砲やらにゴールドを使用しています。そしてテキトーにスミ入れしただけです。
もちろん筆で〜す。
写真だと色がちょっとわかりにくいのが残念。。。









角のような翼のようなよくわからん突起物3つですが、これは地上に設置させるランディングギアのようなもの?です。
実際に劇中でも足のように地表に設置させていました。
そしてこの部分に今回使用したメタルアイアン塗料。
これは塗った後に布などで磨くと「ぴか〜〜ん!」っと光るのです!!正直驚いた。。。
しかし、時間がたったり触ったりしてると磨きが曇るので、磨いたらすぐにコートする必要があります。
塗料っていろいろあるんだねえ。。。この画像に写ってるのはそのまま塗っただけのものです。
これだけでも「鉄」な質感を得ることができます。MAとかにはいい色なんじゃないでしょうか。
皆さんもお試しあれ〜。
*注意 ただしメタルアイアンなどの塗料はめちゃくちゃ臭いです。。。









こちらの画像のがわかりやすいかな。鉄板のような色になっているのがわかりますでしょうか?
非常におもしろい塗料です(笑)重量感出したい時などにも良いかと思います。

さて、この丸いものですが、これがミノフスキー・クラフトです。後にサイコガンダムなどのMAにも搭載されることになる技術です。
地上での単独飛行を可能にするこのミノフスキー・クラフトは、当時(1年戦争時)の技術としてはかなり高度なものだったようです。
研究に研究を重ねたジオンの技術だから開発出来たものですね。
そういう意味ではギニアスや開発に加わっていた技術者らはかなり優れていたと考えられます。
アプサラスUには1つ・アプサラスVには2つのミノフスキー・クラフトが搭載されています。


ギニアス・サハリン。
サイド3の名家サハリン家の長男として生まれ、裕福な家庭で何不自由なく育ったとされている。
しかしUC.0064年、とあるコロニーで行われた宇宙港の開港式に出席し、幼いアイナの誘いにのって席を抜け出し、
その結果そこで発生した爆発事故(実際は連邦の工作員による爆破工作ではないかとされている)により、
ギニアスは障害(病?傷?)を負ってしまう。
その後、どのような理由か定かではないがサハリン家は没落(両親も自殺している)することとなる。
このような過酷な環境から、このギニアスは公国軍の技術士官となり、
没落したサハリン家の名誉を回復させるべく功績のために没頭し生きていくこととなる。
常に一定時間ごとに服用する薬・名誉と地位の回復・刻々と迫る連邦軍の恐怖・おそらく長くはないであろう自らの命など・
その迫り来る時間との戦いが彼の精神を蝕んでいったことだろう。
アプサラスVの完成時には彼はすでに狂気と化していた、「完成した、我が子アプサラス」という言葉からも、
もはやアプサラスの開発が全てとなっていたのだ。
オデッサ(ヨーロッパ戦線)の敗北から逃げ延びた同士であるユーリ・ケラーネ少将(ギニアスは彼を嫌っていた、
アプサラス計画続行のためにも殺害)の部隊を殺害し、アプサラスVの開発に加わった科学者をも全て毒殺、
撤退準備を開始しているケルゲレン(負傷兵を乗せた艦)のことなど目もくれず、
自分だけのアプサラスで出撃することに満足していたのである。
ギニアスを止めようとする実の妹アイナすら拳銃で撃ってしまう狂乱ぶりは凄まじいものである。
最後はシローの駆るガンダムEz-8の特攻によりコクピットを潰されて倒されてしまう。








大型のメガ粒子砲です。武装はこれしかありません。
しかし、
この大型メガ粒子砲はただ大きいだけのものではないのです。
粒子を収束させる(出力を変える)ことにより複数の敵を正確にロックオンし、拡散させて放出することも可能なメガ粒子砲なのです。
実際にギニアスが複数のMSをロックオンし、一瞬にして焼き払ったシーンがあります。
しかも直線的なビームというより放物線を描くような攻撃だったような(ホーミング?していたような。。。)
とにかく強力なシステムを持ったメガ粒子砲だったようです。









↑さて、後画像です。おそらく、あんまり見たことないのではないでしょうか?マニアックな機体ですからね(笑)
もともとアプサラスVは攻撃に特化していますが、Iフィールドがあるわけでもなく、
背後も無防備であり防御面に関してはかなり劣り実用的とは言い難いですね。
実際にジムスナイパーのスナイパーライフルにより、おもしろいように削られていました。。。
拠点防衛には使えそうですが・・・これだけでかいとさすがに的になるだけのような。。。
想定では、単独で大気圏を突破し一気にジャブローを火の海にするシュミレーションもあったようです。









裏画像です。ちなみにこのアプサラスVはリックドム3体のジェネレーターを接続して運用していたようです。
当時、終戦間際ということでリックドムは非常に貴重であるにもかかわらず、
惜しげもなく開発に流用されていて開発費用も相当なものであったに違いない。
しかし、この兵器開発のために様々な兵や科学者が犠牲になったのは言うまでもない。。。
ちゃんとした形で部隊を組み、統制の取れた状態で運用すればかなりの戦果も期待できたのではないでしょうか。
まあ、ギニアスがいる限り無理な話ですが。。。











アプサラスV

全幅 約130m
全備重量 ?
ジェネレーター出力 ?
スラスター装推力 ?
装甲材質 ?
武装 大型メガ粒子砲












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