F90 ガンダムF90 「機動歩兵への回帰(第二期型MS)」 U.C120年、アナハイムとのコンペティションにて勝利したサナリィの新型MSガンダムF90である。 長い間アナハイムによるガンダム開発が続いていた中、ようやく地球連邦軍製のガンダム開発が可能となった。 F90は地球連邦軍の小型MS開発計画を受け、サナリィ(地球連邦軍海軍戦略研究所)が開発した試作MSである。 これまでの巨大なMSではなく、技術革新によりこのF90は全高14.8mであるものの、 旧世代のMSと比べるとパワー・機動力とも大きく上回っている。 このF90の特徴は全身12ヶ所に施されたハードポイントシステムにより、 さまざまなオプションユニットを装備することで局地戦などに対応させることが可能である。 このオプションユニットはじつに26種類にもおよぶ仕様が検討されていたと言われている。 F90はU.C120年に第13独立部隊にてサナリィのテストパイロットであるデフ・スタリオン少尉によってテスト運用され、 火星にて勃発したオールズモビルの鎮圧に参戦したものである。 また、その後のU.C122年の第二次オールズモビル戦にも参戦している。 その時のパイロットは連邦軍のベルフ・スクレット少尉である。 |
↑旧キット?「1/100 ガンダムF90」です。HGでもない?のでなんのジャンルで分ければよいやら(笑) 今から・・・何年前でしょうね・・・私が小学校5年生頃でしょうか?F91の映画がやっていた頃ですね。 ちょうどこのF90が売り出されて、初めてリアルサイズのMSに興味を持ったのを覚えております。 当時は安売りなんてしてなかったので、2500円のこのキットは私には大変高価なキットでした。。。 ちょこちょこお小遣いを貯めて買いに走ったのを覚えております(笑) しかし、当時のプラモデルにしては箱がやたらと大きく、親に怒られないか心配もしたものですw 当時の私はSDを好んで作っていました、リアルサイズのプラモデルは接着剤や技術を必要としたので、 私にはどうせ上手く作れないだろう・・・という理由でほとんど手を出しませんでした。 このキットは接着剤も色塗りも必要ないし、作り終えた時の感動は素晴らしかったです。 このガンダムF90が、私のその後(HPなんて作ってるしね〜)に影響を与えたわけですね〜。 さて、そんなキットを大人になった今だからこそ、もう一度甦らせてやりたくなった! というのが製作のきっかけです。では、そんな思い出深い「ガンダムF90」を詳しく見ていきましょう! |
↑まずは全体像を見てみましょう。首周りと口周り以外はまったくいじっておりません。 当時からスタイリッシュで、関節保持力、可動範囲も抜群、15年近く前のキットなのに・・・頭が下がります。。。 あえて文句をつけるとすれば、肘の強度が弱い、口周りがダサい、シールドが腕マウントできない、腰が可動しない、かな。 ちょっと気になるところもあったので、私はそれらを若干手直ししています。 今回の改造点は、首が若干長い気がしたので短くし、F90の特徴であり最大の弱点である二重口をスリムに整えてあります。 この二重口を嫌がる方も多いようで?あまり人気のないキットかもしれませんね。。。 あまり作る方を見かけないですしね(笑)私はあえてこの特徴をなくすのではなく、F90らしさを残しつつ削り込んであります。 キットのままでは・・・鼻の下が長〜い感じになっているのでかなり気持ち悪いですw加工してあげましょう(笑) 画像の口周りでも、それなりに削り込んであります。 もちろん今回も筆塗装、あとはてきとーにシールを配置してあります。 今回は改造というよりも、細かい部分をいじっているので、さらに画像ごとに説明していきます。 |
↑今回は大きな改造点はないものの、ちょこちょこいろんな部分をいじっております。 例えば、この足にスプリングを仕込んで少しだけリアルな感じを出してあります。 また、腰は可動しないのですが、その部分を白く塗装してやることで引き締まりスタイリッシュに見えるようにしてあります。 手首は「Vタイプ」のものを使用。 シールも豊富に付属しているので、ちょっと塗り分けてやるだけで簡単に再現できるのも良いところですね。 合わせ目は目立つ部分のみ処理してあります。 |
↑可動範囲はかなり優秀なので、アクションポーズもほら、このとおりかっこいい! F90はブルーと白を基調とした、色のデザインといい、スタイリッシュなプロポーションがやはり魅力。 しかも、初代ガンダムを踏襲しているのか、シンプルな中にもかっこよさが漂う、そんな感じですね。 また今回はノーマル製作しかしておりませんが、今後タイプ別に製作していくかもしれないのでお楽しみにw HGUC化とかされないかな〜あんまり人気ないのかね・・・私は好きなのにな・・・TT そういえば・・・GFFのF90もかっこいいですよね〜ちょっと顔の部分などは違いますが。。。 リファインされいるのかな〜。プラモ作るのが苦手な方にはGFFのF90をオススメしますよw |
↑こちらも初代ガンダムのように背中にシールドをマウントできる! 小学生の頃、なんてかっこいいガンダムなんだ!!!なんでこっちが映画にならんのだ!!! と、本気で思っておりました(笑)だって皆好きなのF91なんだもんな〜、F90があってのF91なのに(笑) そりゃF91もかっこいいけどさ〜だいたいF90にだって壮大なドラマがあるんだ・・・それを知らずして・・・ぶつぶつw さて、何もいじらなくてもライフルを構えることだってできるし、色も塗り分けられてる、 なんで皆作らないのだろう・・・最新のMGもいいけど、私はこういう昔のキット好きなんだがなあ・・・。 しかもこいつは変形も出来るんですよ?大気圏突入も単独で可能なんですよ!!!!???? ・・・・Pタイプになれば(笑) さて、↓ではF90の謎に迫ってみます。 私が好きなF90は、ただかっこいいだけで好きになったのではない。 複雑なプランがあり、F90は様々なミッションパックを装備することで姿形を自在に変えるのだ。 ここまで固執したMSがかつてあっただろうか・・・ジオンの「ザク」はともかく、素晴らしい汎用性を持ち合わせている。 やはりやるならここまで説明せねば!!マニアックであります(笑) F90がどれだけ複雑なプランによって作られているかを一度ご覧あれ〜↓見てねw |
S.N.R.I FORMULA SERIES
<次期主力MS試作機 「F90」を基に開発されたMS>
・F90U
・F90VY
・F80(汎用MS)
・F60(極地戦型格闘用MS)*コードナンバーのみで開発されていない
<次期主力MS試作機 「F90」のミッションパックA〜Z(TYPE)及びミッションパックを基に開発されたMS>
・ASSAULT TYPE
・BOMBARD TYPE
・COLDNESS TYPE
・DESTOROY TYPE
・ELECTORONIC TYPE
・FIGHT TYPE
・GUARD TYPE
・HOVER TYPE
・INTERCEPTOR TYPE
・JACKET TYPE
・KEEP TYPE
・LONG RANGE TYPE
・N TYPE(TOP SECRET)
・MARINE TYPE
・OFFICER TYPE
・PLUNGE TYPE
・QUICK TYPE
・RECONNOITER TYPE
・SUPPORT TYPER → F70(戦闘支援型MS試作機) → F71(戦闘支援型MS・簡易生産モデル)
・TRACER TYPE
・UP-LIFT TYPE
・V.S.B.R. TYPE → F91(次期主力MS)
・WAR BIRD TYPE
・XTRA TYPE (ARMERMENT PART)
・YOUNG STAR TYPE → F90VY → F97(高機動格闘型MS試作機・XMシリーズ) → XM-10(簡易生産モデル)
・ZERO TYPE (FO−NO.1)
↑さて、順に説明していこう。。。 *体調にめまいなどの異常を感じた方はゆっくり休んでからご覧下さい(笑)正直、理解するのに疲れますw まず、F90を基に作られた機体が黄色のシリーズである。 F80だからといって、F90より先に作られているわけではないらしい。あくまでもF90が基本となっています(たぶん。。。) F90に装着するミッションパックはAからZタイプまで存在しますが、実際にはA〜Wまでがミッションパックである。 Y TYPEからミッションパックではなく、コアブロック・システムを取り入れた新しい機体として開発されている。 また、全てが公開されているわけではなく、XタイプやZタイプなど詳細不明なものも存在している。 さらに、N TYPEにいたってはトップシークレット扱いであり、どのように呼ぶのかもわからない。 私が推測するに(あくまで私の判断です・・・よって素人判断。。。連邦のシークレットなのでまったくわかりませんが)、 名前からしてニュータイプ(N)に関連する兵器ではないだろうかと推測できる・・・Nがあまりにも不自然で謎を引き立てる。 F91には残像攻撃なるものもありましたからね・・・何か恐ろしい開発プランだったんでしょうね〜。 このように、F90には実に様々なタイプが存在している。 何もF90からすぐにF91に繋がっているわけではないのだ、冒頭から述べたように26種類にも及ぶタイプが存在し、 それらは開発プランのみで終わったものや、実際に戦闘に投入されたものまである。 F90によって全ての能力を引き出し、後に継承されたF91が次期主力MSとして活躍していくのだ。 実際に↑をご覧いただけばわかるように、かなりのガンダムが存在し、 またタイプ別に分かれていたのがお分かりになるかと思います。 このような過程によって生み出されたF91などは、まさに最高のMS「ガンダム」として宇宙世紀に君臨することとなるのです。 |
↑さて、やはり最大の特徴であるハードポイントシステムを解説する必要があります。 冒頭でも述べたように、全身がなんらかのマウントラッチ(ハードポイント)になっています。 12箇所ですね、左上から、腰、バックパック、腕、肩、足、サイドアーマー、フロントアーマー、膝、など。 これらの部分にオプション装備を装着することで、先に説明したとおり、様々なタイプのF90を作り出していくわけですね〜。 |
↑旧キットのくせにクリアーパーツのビームサーベルが付いてきます。 柄の部分とビーム刃は加工してありますが、サーベルシーンもよく似合います。 |
↑武装はいたってシンプル。ライフルとサーベルとシールドの王道です。 今回はシールドを全て筆で塗っております。ライフルも少しだけカラーリングを変えています。 右の画像ですが、今回はシールドを少しいじりました。裏側が真っ白でなんの情報もないシールドなので、 さすがに背負ったりする時にダサいのは困る・・・ということでプラ板を貼って見栄えをよくしてあります。 WORKコーナーにそれらの製作記述がありますので、宜しければご覧下さいw(たいした記述ではないですが・・・) また、シールドを腕にマウントさせるため、腕のハードポイントにそのまま部品を接着させています。 要するに差し替えで、シールドを取り外したり、背中に背負ったりできるようになっています。 |
↑ちょっと大きめ画像です。かっこいいじゃないの〜F91より私はこっちのが好きなんですがね〜。。。 |
↑F90、サーベルで切りつける!!!!画像です(笑) ガンダムF90(ノーマル)いかがでしたでしょうか?ちゃんと部分的に押さえてやれば素晴らしいキットになります。 せっかくタイプ別のキットも持っているので、気が向いたらまたUPするかもしれません(笑) というか反響があんまりなかったら、これで終わるかも。。。TTw 在庫も溜まっているので・・・なんとか消化しないとTT・・・ガンプラサイト運営の宿命ですね。。。 とにかく、F90素晴らしいガンダムでありますw(←要はそれだけ〜w) では、皆さんも自分の好きなMSをとことん作ってやってくださいな! |
F90 ガンダムF90 全高 14.8m 全備重量 10.7t 武装 ビームライフル 頭部バルカン ビームサーベル 専用シールド |
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