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こんにちは、Nealでございます。 7月です、暑いです、非常に・・・暑いです。。。 エアコンがついてるのに、あんまり効きませんTT さて、そんな中完成したのが「旧キット 1/144 ジャムル・フィン」です。 かなりマニアックな機体なので、知らない人も多いかと・・・。 ZZに出てくるネオ・ジオン製のMA(モビルアーマー)ですね。 今回のキットはコンペ作品なので、いつもとはちょっと違う感じに仕上げております。 簡単に言えば、旧キットをHGUCやGFFっぽく仕上げ、現代風に甦らせるというものですw では、そんなマニアックな機体であるジャムル・フィンを詳しく見ていきましょう!! |
↑まずはお約束の全体像からご覧下さい。 全体的に丸みを帯び、かつ、エッジの効いた脚部が特徴的な「あにもー」スタイルですね(笑) 旧キットにしては、プロポーションはかなり良いです。そして、値段も安くて600円前後だったかと思います。 今回は2つキットを購入しました、それでも1100円程度だったような気が。。。 変形機構もアームを外すだけで、綺麗に、そして完璧に変形します(完全変形に近い)。 っと、良い部分ばかりかと言うと、やっぱりそうでもない(笑) キットのままでは、首や腕が可動しないこと、各部の関節保持力が弱いこと、合わせ目対象パーツがかなり多いこと、など。 塗り分ける部分も多く、非常に複雑であり、場合によっては旧キット丸出し感を出してしまう。。。 また、しっかりと製作しようとすると、噛み付いてくるようなキットでもありますTTw 説明してもわかりにくいので、↓の画像をご覧下さい。 |
↑間違っても、鳥の死骸ではありません(笑) 本来のキットを仮組みした状態です、見るとやる気をなくしますねw 今回は後ハメ加工などもしましたが、関節保持力を著しく損なう部分もあるので非常に苦労しました。。。 特に脚部が重要でして、このキット上半身が重いため、ひざの部分を強化してやらないと、そのうちへたれます。 今回はコンペ作品ということなので、関節部分はすべて強化してあります。 私がこだわるのは、プロポーション・関節保持力・可動範囲です。(←あくまでも私の価値観ですが。。。) この3つが私にとっては大事なのです。神業ともいえる技術や塗装は、そうも大事だとは思いません。 やっぱりプラモデルはかっこよく、そして動かしてポーズを取りたいし、いつまでもうっとり眺めていたいものです。 どれだけ綺麗に塗装しても動かせないのではつまらないし・・・動かすのであればかっこいいポーズをとりたい! そして、いつまでも丈夫に長生きして欲しい、というわけでございます。 さて、引っ張るのもなんですので、じっくり見て行きましょう! |
↑頭部周りです。 基本的にはプロポーションは変わっておりません。 可動範囲などを拡大しただけで、首周りをリアルにするためのチューブやスプリングを使用したのみ。 また、Hアイズやコクピットハッチなどをプラ板で加工しただけです。 ジャムル・フィンは急造されたMAなので、画像のようにチューブ類が露出しています。 首はポールジョイント加工を施してあるので、可動範囲もかなり広いです。 ↓で首周りをもう少し詳しく見てみましょう! |
↑首の詳細です。 首は取り外し可能に改造してあります。 チューブ類やスプリングで、リアルなメカになるようにしたのがポイントです。 「あにもー」なカワイイ感じジャムル・フィンをメカっぽくするにはこういう定番な加工が一番です(笑) 可動範囲も広く、上下左右にスウィングするように出来ています。 首が可動することで、ポージングがかなりキマリますw キットのままでは、可動しないのでここは改造しておきたいところです。 ジャムル・フィンのコクピットはブレードアンテナの後ろに存在します。 矢印が入ったデカールシールがコクピットハッチですね。 |
↑お次は腕周りです。 この腕もキットのままでは可動しません。 ここもポールジョイント加工することで、フレキシブルに可動します。 これで射撃ポーズや格闘ポーズを取ることができるようになりました。 何度も言うようですが、ジャムル・フィンは急造されたMAなので、本来の腕ではありません。 もともと胴体部分しか原型ではないようです、足や腕、首やスタビライザーなども取ってつけたものでしかないようですね。 やむを得ず取り付けた腕なので、MSのように「ヒト」のような腕はしていないのが特徴です。 |
↑次はクローアーム(マニュピレーター)です。 キットを二つ購入したのはクローアームを展開させるため、クローを差し替えたかったからですw それだけでキット一つ分の600円を出していたりする(笑) さて、クローアームにもチューブ類を露出させることで、メカっぽく、そして急造品っぽさを出します。 しかけは右画像の通りです。 ピンバイスで穴を開けて通してあるだけ(笑) 今回は特徴であるクローからのビームサーベルも再現してあります。穴開けて差し込むだけですが(笑) このクローアーム(マニュピレーター)は近距離用のビーム砲で、出力を変えてビームサーベルとして使用することも可能です。 急造品で3本のクローアームですが、性能はこれまでのジオン兵器(ビグロやズゴック、ハンマ・ハンマ)などに使用されていた技術のもので、 簡易な作りのように見えますが、機能そのものは普通のマニュピレーター同様と思われます。 むしろ腕にビーム砲があるため、近距離やとっさの攻撃には有効であったと思われます。 また砲口から出力を変えてビームサーベルを形成するため、いきなり格闘攻撃をしかけるというMSのような動きも可能です。 |
↑今回は見えないところにもこだわっています!! メカっぽさを出すため、内部パーツなどもジャンクパーツで製作。 この部分、本来は腕?になるところだったのか、設定上内部パーツが露出しているんですね〜。 それらをちょっとだけ再現してみました。 |
↑ハイ・メガ・キャノンです。 ジャムル・フィンの最大かつ最強のウェポンです。 このハイ・メガ・キャノンは、戦艦の重装甲をセンサー有効半径ぎりぎりの距離から一撃で貫通&撃沈させる威力を誇ります。 胴体から直結されているため、機体のエネルギーをいっきに放出すると言っても良い。 ZZの頭部メガキャノンに匹敵?するモビルアーマー級のキャノン砲です。 メガ・ブースターとドッキングした状態では、さらに威力の高い一撃を放つことができたと言われています。 機動力だけでなく、火力まで備えたMAなのです。 |
↑メカっぽくするため、各部にこのようなフィンやアンテナ類も製作。 左画像の黒い3つの穴は、3連小型ミサイルの発射口なのです。 右画像も同じようにフィンやアンテナ類を取り付けてあります。サブカメラも再現。 まあ、細かいことやってますってことでございます(笑) |
↑忘れてはいけないのが、この短い足(笑) 「あにもー」なジャムル・フィンの特徴でもあります。 この足にもバーニアがあり、これは90度可動するので、MS・MA時を選ばず推力方向を変えることができます。 機動力の高さがここからも伺えます。 足から一気に噴射させることもできるので、姿勢制御に、方向転換にと、トリッキーな動きが可能ですねw |
↑飛行ポーズです。パッと見はカワイイですね(笑) |
↑ちょっと大きめ画像です。横から見てもプロポーションは良いw おっと、2号機になっていますが・・・特に意味はありません(笑) 1〜3号機まで存在しているので、真ん中にしただけですw |
↑出たー!!ハイキック!!!(笑)いやー、しかし、これは回し蹴りか!!!(笑) まさにー、まさに可動範囲が広がったため、クワトロさんもびっくりかーー?w *実況中継風のコメントやポーズなどは特に意味はありません、あしからず。。。 |
↑ビームサーベルがまたかっこいいんだな〜。あのZZでさえ、舌を巻いた機体ですからね! |
↑ビームサーベルポーズもかっこいい! |
↑もう一枚w |
↑おっと、忘れてしまうところだった・・・ジャムル・フィンは変形もする!! 旧キットなのに、この可変機構はしっかりしすぎているくらいw 逆にしっかりした作りをしているせいで、塗装する時は苦労しましたTTw しかし、こんなのが3機でちょこまか動いてハイ・メガ・キャノン撃ってきたら、こりゃたまらんわな。。。(笑) |
↑真上から画像と、ハイ・メガ・キャノン発射を再現。 ちなみにジャムル・フィンには2つのブースター設計が存在しています。 一つはアニメにも登場していますが、もう一つはジャムル・フィンの10倍はあろうかというほどのでかさ。 アニメに登場したのはメガ・ブースターで、さらにでかいのはビッグ・ブースターというもの。 ただでさえ、機動力や火力の高いジャムル・フィンにブースターが装着されたら・・・ 製造の時間さえあれば、戦況がひっくり返っていたかもしれませんね。 |
↑こんなポーズも思いのまま!関節も強化してあるので、へたれませんw |
↑いかがでしたでしょうか?旧キットのジャムル・フィン。 ちょっと画像多めで、疲れましたね。。。(笑) しかし、ネット上でもなかなか見かけないですよね〜このジャムル・フィン。。。 当サイトではそんなマニアック画像を多めにしてみました! 久々のコンペ作品だったので、張り切ってしまいましたよTTw 旧キットとはいえ、ちょっとしたことで変わるものです。 その辺で積んである古いキット、そんなキットがあなたの手で生まれ変わります! 高いお金などいらない!そう、お金なんていりませんよ〜w ちょっとした遊び心が一番大事なのかもしれませんね! ジャムル・フィン好きだー!という方、これからジャムル・フィン作る! なんていう方、BBSで質問や感想もドシドシ受け付けております! また、アンケートで率直なご意見なども伺っておりますので、気軽に書き込んでくださいね! ではでは、また次回作でお会いしましょうw |
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AMA−01X ジャムル・フィン 全高 17.2m 全備重量 58.5t ジェネレーター出力 4750kw 移動用ロケット推力 34400kg 24100kg×2 姿勢制御用バーニア 10基 センサー有効半径 13400m 装甲材質 ガンダリウム合金 武装 ハイ・メガ・キャノン ビームサーベル 腕部メガビーム砲 三連小型ミサイルランチャー |
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