MS-05B 黒い三連星専用ザクT(旧ザク) 「ジェット・ストリーム・アタック!」 U.C.0071年、ジオン公国軍はMSの開発に着手し、U.C.0074年2月に人型兵器MS-05「ザク」が完成した。 同年5月には「ザクT」がロールアウトされ初期の量産機Aタイプは27機ほど生産、 後にそのデータを基に改良型のBタイプがおよそ793機が製造されている。 結果、ジオン軍は最終的には約820機近くの「ザクT」を生産することとなり、主に初期の戦闘で活躍することとなる。 ザクTは優秀なMSではあるものの能力不足は否めず、 ザクUに移行した後には補給部隊や一部の護衛任務等に使用され、 物資の少ないジオン軍にとって、「ザクT」はMSとしてできる範囲の全てをフルに活用した機体でもある。 そして本機は「ザクT B型」を”黒い三連星専用機”として黒く塗装されたものである。 主なパイロットはガイア・マッシュ・オルテガの三名であり、彼らはサイド5方面攻略部隊として参戦し、 三位一体の攻撃”ジェットストリーム・アタック”などで活躍したと言われている。 その後、ルウム戦役にて少尉となったガイア少尉を中心として、 正式に「黒い三連星」チームが組まれ、MS−06Cに乗り換えてレビル将軍を捕虜とする多大な功績を残している。 |
皆さん、こんにちは。 メリークリスマス!までに更新間に合わなかった悪いサンタの管理人Nealです(笑) しかもクリスマスも、もう終わっています・・・w もう少しで当サイトは3年目に突入することに・・・うーむ、気を引き締めたいものです! 今回はA.O.Z嫌いな方のためにも?「プリムローズ後編」と同時にUPしました!ファーストですよ!!w ヘイズルシリーズに興味のない方でもこちらで楽しんで頂こうという配慮ですw さて、今回の製作紹介はご覧のとおり、HGUCの「黒い三連星専用旧ザク」。 皆さんは「HGUC 旧ザク」はもう手に入れておりますでしょうか? 値段も安く、新型のキットでもあるのでプロポーション・可動範囲・関節保持力などもHGUC中トップクラス!! しかし!!!しかーーーーし!!!っ!(笑) 恐ろしく製作が難しい「上級者向け」のキットでもあるのです!!! 「何〜?旧ザクが??何をアンタは言ってるんだ?一番簡単そうじゃないか?」と思う方もいらっしゃると思いますが、 この旧ザク、とにかく合わせ目パーツがすごいのだ。腕・足・腿・武器・胴体・肩・肩アーマー・そして関節パーツまで!! 一部ではあるが、足の甲の部分が黒で再現されていないなどの、塗装も必要となる部分が存在する。 また、肘や膝などが二重関節になったのはいいのだが、おかげでその部分の合わせ目処理&塗装が複雑になっている。 塗装のために後ハメをやろうものなら、破壊に近いことをしてしまうので関節保持力を失いかねない・・・といったくらい。。。 そして〜素晴らしい可動範囲は、素組みだと逆に合わせ目を披露しまくってしまうというあらら〜な展開に。。。TT さらに!!(まだあんのかよ〜w) 頑張って目消しして製作しても、完成したキットは「超シンプルな旧ザクでしかない!」のだ!!(笑) とにかく完成後もシンプルだw何か自分からいじらない限り、華はまったくないw ということで、私は定番工作や塗装箇所を変えるなどして、いろいろ混ぜ込んで仕上げてあります。(←それでもシンプルw) さて、悪いとこばかり言ってきましたが・・・、 逆に言えば、この「旧ザクシリーズ」はあなたの技量と性格を診断してくれる最良のキットでもあるのです! そうです!簡単に言えば、「旧ザクを上手く作ってみ?」でその人の製作力の全てがわかると言っても過言ではない!!!(笑) 曲面パーツが多いのに合わせ目がしっかり消えている?塗装の表現はどう?シンプルなキットをいかにそれらしく見せる? 途中で諦めたんじゃ・・・?ここで手を抜いた・・・?旧ザクは「逃げ」が通じない・・・?などなど(笑) 技術と性格が完成後に診断できてしまうのですwシンプルなキットだからこそ、できることでもあるんですね! 偉そうに言っておりますが、私もあの程度です。。。TTw 皆さんも気合の入った時、一度は是非チャレンジしてみてください! では、黒い旧ザクをマニアックに見ていきましょう!!! |
↑さて、まずは頭部周辺です。 旧ザクの頭部である「まん丸頭」がしっかりと再現されております。 ザクUとはまた違った感じですね〜。*バズーカ・ラックも取り外し可能w また頭部ブレードアンテナと量産型のどちらも再現することが出来ますwここも嬉しいところです! もちろん、定番工作であるモノアイはH.アイズを使用してリアルに再現しています。 一つ目のザクには必須の工作なので、お試しあれ! 頬の部分はあえて目消ししていません、そんなに違和感もないのでw |
↑お次は全体像を見てみましょう! この旧ザク、フル装備だと「コマンダー」な感じですよね〜。 こんなに武装豊富だとは思いませんでした(笑) (*旧ザクをもう一つ購入してシュツルム・ファウストを2つ取り付けてあります。本来はキットに一つ付属) なんだかザクの勇士!というか、「戦士」に見えて来ました!! 意外と作ってみるとかっこよかったりするものです、特にこの黒い三連星カラーが渋い!!! 冒頭で述べたとおり、目立つ部分の合わせ目を処理してあります。 そのままではシンプルすぎるので、肩に軽くモールドを追加したり、メタルビーズを各所に仕込んだり、 ナックルシールドと肩のバズーカラック、ヒートホークホルダーなどを黒で統一。 また、グレー一色のヒートホークを塗装で再現し、シュツルムファウストの先端を赤でカラーリング。 ごちゃごちゃしない程度にデカールを配置してあります。 基本的な工作と塗装ですが、これだけで随分変わります。 最後は、つや消しスプレーでプシューですw(←ホコリが目立つからやらなくても良かった。。。) で〜も〜、これだけやってもやっぱりシンプルなキットです(笑) いつもより、かなり製作時間がかかりました。。。 |
↑軽装状態です!というか、いつも見慣れた旧ザクの姿とも言えますw MSの元祖!!と言っても過言ではない旧ザク。 私は結構好きなんですけどね〜皆さん的にはどうなんでしょう? やっぱりザクは弱いから嫌?シンプルすぎ?w ゲームとかでも率先して旧ザクを私は使ったりしますよ(笑) だって、なかなか死なない「しぶとい旧ザク」なんてマニアックじゃないですか!!!(笑) 戦闘を楽しむなら旧ザクしかない!?!w さあ、皆もレッツ!旧ザク〜w |
↑ロックオンwって、結構リアルです。。。。 うーむ、連邦軍は怖かったでしょうね。。。 いきなり巨大なMSが現れるわけですから、ブリッジで遭遇するか、戦闘機のコクピットで目の当たりにするか。。。 ちなみにこの旧ザク、腰が可動します(ちょっとだけ前屈もできる)。 従来のザクは腰が可動しないのです、しても外付け動力パイプがあるので、上手い具合にポーズが取れなかったのです。 旧ザクは動力パイプもないので、ポージングによる表現は抜群!可動範囲も優秀です! *ザクTは動力パイプが内蔵されています。ザクUから頭部、胴体、脚部などに動力パイプが外付けされるようになりました。 これは内蔵式だとメンテナンスに時間がかかり、またコスト面からも内蔵するタイプは生産効率が悪かったようです。 よって、数で劣るジオン軍は、生産性の効率とメンテナンスを考慮した結果、 ザクUのような量産機は外付けの動力パイプが主流になったと言われております。 |
↑可動範囲は抜群ですね、近い将来「人」のようなポージングも本当に可能になるかも。。。 陸上ポーズですが、本来ではこの機体は宇宙軍のものです。 |
↑@抜刀!!のポーズです。てか、刀じゃないけどねw ヒートホーク姿がかっちょいい!!! 斧が萌えます・・・あまりにも合う・・・なんというチョイスだ・・・すごいぞ、ザク(笑) ヒートホークはやっぱり塗装しておきましょう!一つ塗装しておけば、ほぼ全てのザクに流用可能ですよw |
↑A襲うのポーズです(笑) ってリアルすぎw・・・こ・・・こわい。。。夢に出そうだ・・・。こうやって初期の連邦軍はやられていったのか(笑) しかし、HGUCのクオリティも高くなったねえ〜。。。バイオハザードにこんなやつ出てきそうw ゲームとかでもこういうの出して欲しいよね〜この緊迫感って感じがMS戦の醍醐味なのに〜w コクピットから見えるザクってかなり怖いと思うんですが。。。 昔、セガサターンの「ブルー・ディスティニー3部作」(古いw)をやったのですが、今でもあれが一番良かったなあ。 当時にしてはコクピットから見る戦闘シーンは最高だったし、操作性もかなり良かったし・・・ま、今後にも期待ですねw |
↑B決めポーズです(笑)気分はノリス状態w(*ノリス・パッカード) 連邦軍の戦艦サラミスと一騎打ちしてみたいものです(←なぜ。。。笑) |
↑さて、武器を見てみましょう。 一般的なザク武装ですね(笑) 旧式のザクマシンガンに、ヒートホーク、これまた旧式のバズーカにシュツルム・ファウストです。 まあ、もはや説明するほどのモノでもないでしょう(笑) マシンガンとバズーカは初期型のモノとなります、バズーカなどは照準機も取り付けれられていません。 後にザク・マシンガン後期タイプとザク・バズーカの後期タイプに変更されています。 シュツルム・ファウストも一撃必殺としては有名ですね。 しかし、真っ直ぐに飛んで行くので、非常に当てるのが難しかったと言われています。 |
↑さて、ガイア専用機をイメージして見ました。 今回はコンパチできるので、三連星のどのタイプにも対応可能w ガイアは火力のある武器で圧倒的に攻めていくタイプだったようです。 射撃・格闘・指揮力のどれも高い人物で、ジオンのエースパイロットの一人としても有名ですね。 *ちなみに、もともと最初は3人とも別小隊に所属していたようです。 このザクTでジェット・ストリーム・アタックの実戦かつ練習をしていたとも言われています(笑) どういう状況で一緒に行動を共にするようになったのかは定かではありませんが、 ルウム戦役後から正式にチームを組むようになったと言われています。 別小隊で戦っている最中(もしくは演習中)に、戦場で妙に気の合う奴がいる・・・ という感じで自然と行動を共にするようになったとも言われていますw 機体番号03がガイア、02がマッシュ、06がオルテガになります。 |
↑オルテガ機をイメージw オルテガは射撃よりも格闘戦を得意とするパイロットだったようです。 武骨な感じで猪突猛進的な人物でしたね(笑) *ちなみに「黒い三連星」は有名ですが、正式名称がちゃんとあるようです。 それは・・・「突撃機動軍 第七師団 第一MS大隊 司令部付き特務小隊」です!(←長い!!w) 要するに・・・・・・特務小隊ですね。。。(←そのまんま〜笑) |
↑マッシュ機をイメージw マッシュは基本的にバランスの取れた能力の持ち主。 射撃も格闘もソツなくこなせるため、ガイアやオルテガの補佐をやらせれば天下一!(笑) *このように黒い三連星は3人で一つ!なバランスを保っているということです。 各自が得意・不得意な部分を3人で補う、そしてそれを攻撃にも活かすというわけ。 そして生まれたのが「ジェット・ストリーム・アタック!!」ですね!有名です! 最強の三位一体攻撃です。 |
↑ジェット・ストリーム・アタック!!!!うーむ、最高・・・w *ジェット・ストリーム・アタックとは・・・今さらな感じもするのですが、ちょっとだけ説明。 簡単にいうと3体が一列に並んで、敵から見ると対象は1体に見えるわけです、それで順に攻撃を繰り出すだけ(笑) まずはガイアが大きな一撃を放ち、すかさずマッシュがさらに致命傷を加える、そして完璧にオルテガでトドメを刺す、と。 これがジェット・ストリーム・アタックです。能力の高いパイロットであれば、三位一体なのでかなりのダメージになるのが特徴。 もともとは対戦艦用の攻撃だったようですが、惑わし作戦でもあるので、MSにも有効だったようです。 |
↑いかがでしたでしょうか?「HGUC 三連星専用旧ザク」! ちょっと製作は大変ですが、一家に1キットは欲しいところ(笑) 今後はファーストにも力を入れていきます!! A.O.Zだけではやはり物足りないのでw ファーストのガンプラは必ずキット化されているし、数を増やすには丁度いいw 今後はどの世代でも見れる、そんなサイトにしていきたいですね! BBSで質問や感想もドシドシ受け付けております! また、アンケートで率直なご意見なども伺っておりますので、気軽に書き込んでくださいね! ではでは、また次回作でお会いしましょうw |
MS-05B ザクT 黒い三連星専用機 全高 17.5m 全備重量 55.0t ジェネレーター出力 899kw 装甲材質 高張力スチール 武装 ザク・マシンガン(旧) ザク・バズーカ(旧) ヒートホーク シュツルム・ファウスト |
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