瞬間接着剤の特徴(メリット・デメリット)
■文字通り、瞬間接着とは言えないが速乾性がウリである(だいたい数十分もすれば硬化します)。
■プラスチックだけではなく、金属など他の材質にも使用可能な場合が多い(プラスチックや金属は特に有効)。
■硬化後はプラセメントと違い、樹脂を含んでいないため周辺にヒケ(窪み)を起こすことがほとんどない。
■スチロール樹脂、ABS、レジンキットなど模型工作の材質ほとんどに有効である。
■少量塗布することでもっとも真価を発揮する、逆に大量に塗布すると接着に難を生じさせることがある。
■塗布する表面が綺麗でツルツルしている方が安定して接着することができる、逆に凸凹している部分には向かない。
■硬化後はプラセメントと違い、塗布した部分はプラスチックよりも固くなる、そのためヤスリがけなどがしづらくなる。
■瞬間接着剤を使用すると周囲を白化させることが多い(低白化用の瞬間接着剤以外はよく起こる現象)。
■瞬間接着剤はパーツの表面同士は強固にくっつくが、横や斜めからの衝撃に弱い、つまり耐久性が弱く脆い。
■速乾性であるため揮発しやすく、早く使い切る必要がある、また皮膚に付着すると非常に危険(指同士が離れない等)。
■プラセメントと違い、耐久性が弱いため”合わせ目消し”等は後にクラック(亀裂・ヒビ割れ)などを起こす可能性がある。
■一部の接着剤を除き、基本的にポリパーツを接着させる能力は持ち合わせていない。
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